9月のご挨拶
9月です!熱中症と防災、大切な備えをもう一度
皆さん、こんにちは。さくら動物病院です。
暦の上では9月となりましたが、今年も記録的な残暑が続いていますね。日中は30℃を超える日も多く、動物たちにとってまだまだ油断できない日々です。涼しくなってきたと感じても、熱中症の危険はすぐそばに潜んでいます。
涼しいからと油断しないで!9月の熱中症対策
人間は汗をかいて体温を下げることができますが、犬や猫はパンティング(ハアハアと口を開けて呼吸すること)で体温調節を行います。このため、湿度が高いと熱が体内にこもりやすく、熱中症になりやすいのです。
特に注意していただきたいのは、朝晩の散歩です。気温が下がっても、アスファルトの表面温度は想像以上に高く、肉球を火傷してしまう危険があります。散歩は日中の暑い時間を避け、日が落ちてアスファルトが冷えたことを確認してからにしましょう。また、少しのお出かけでも、車内に動物を置き去りにすることは絶対にやめてください。わずか数分で車内の温度は急激に上昇し、命に関わる事態になります。
災害は突然に。ペットのための防災の備えを
そして、本日9月1日は「防災の日」です。私たちは、普段の生活の中で災害に備えることの重要性を忘れがちですが、いざという時に大切な家族を守るために、今からできる準備を始めましょう。
災害時、ペットと一緒に避難することを「同行避難」と言います。しかし、避難所では動物用のスペースが限られていることが多く、飼い主さんが責任をもって管理しなければなりません。そのためには、普段から以下のものを準備しておきましょう。
- フードと水: 7日分程度を目安に、普段与えているフードと水を備蓄しておきましょう。
- 常備薬・療法食: 持病のある子は、かかりつけの病院に相談し、多めに処方してもらうなどして準備してください。
- 身元を証明するもの: 迷子札や、災害時の再会に非常に有効なマイクロチップの装着は強く推奨します。
- 避難用グッズ: リード、ハーネス、ケージやキャリーバッグは、すぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。
さらに、日頃から「待て」や「おいで」といった指示に従えるようにトレーニングをしておくことも重要です。
日常の備えが命を守る
熱中症も、災害も、突然やってくるものです。しかし、その被害は日頃からの意識と備えで大きく軽減することができます。動物たちを守れるのは飼い主の皆さんだけです。今日をきっかけに、熱中症対策と防災対策をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
何かご不安な点やご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。今月も、皆様と大切なご家族が健やかに過ごせるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
