さくら動物病院
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さくら動物病院院長のブログ

「あれ?うちの子、またカキカキしてる…」それ、食べ物が原因かも!

食物アレルギーをスパッと見つける「除去食試験」ってなあに?

「最近、愛犬がずっと体をカキカキしてる…」「フード変えたのに、なんでお腹がゆるゆるなの?」

愛犬の皮膚のトラブルやお腹の調子が悪いと、飼い主さんは心配になっちゃいますよね。もしかしたら、その原因は毎日のゴハン、つまり「食物アレルギー」かもしれません!

犬のかゆみの原因は本当にいろいろあるんですが、食物アレルギーをビシッと診断するために、私たち獣医師が一番頼りにしているのが「除去食試験」なんです。これは、原因を特定するための、ちょっとした大作戦です!

この記事で、食物アレルギーを見つけるための超重要ステップと、飼い主さんに絶対守ってほしいルールをサクッと解説しますね!


 

1. 検査だけじゃダメ!診断の決め手は「ゴハンの徹底管理」

血液検査だけでは「犯人」はわからない?

食物アレルギーの検査というと、血液検査を思い浮かべるかもしれません。でも、残念ながら血液検査の結果は「あくまで参考」なんです。これだけで「アレルギー確定!」とは言えません。

世界中の獣医さんが共通で認めている唯一の診断方法は、「アレルゲンになりそうな食べ物を一旦ストップして、症状が改善するか確認する」こと。これが除去食試験です。

だからこそ、この試験が成功するかどうかは、ご家族みんなの協力と、ゴハンの徹底管理にかかっているんです!

 

除去食試験のシンプルな流れ

 

作戦はたったの2ステップ!

1. アレルゲンをゼロにする期間(約8〜12週間):

・愛犬が今まで一度も食べたことのないお肉やお魚を使ったフード、またはアレルギー反応が出ないように細かく分解した特別な療法食を選びます。

・この期間は、お水とこの特別なフード以外、本当に何もあげちゃダメ

2. 犯人特定期間:

・症状が良くなったら、元のフードやおやつを1つずつ試します。

・またカキカキしたり、お腹がゆるくなったりと症状がぶり返したら、「よし、この食べ物が犯人だ!」と診断が確定します。


2. 失敗させない!ご家族全員が守るべき3つの鉄則

 

この試験を途中で失敗させないために、ぜひご家族でルールを確認してくださいね!

 

🚨マジで厳守!ゴハン管理の超重要ルール🚨

 

1.水と療法食以外は「毒」だと思って!

おやつ、ガム、サプリメント、人間の食べ物…「一口だけなら」は絶対にNG!ほんの少しでもアレルゲンが入ると、試験は台無しで最初からやり直しになってしまいます。

2.お散歩中の「つまみ食い」を徹底防止!

道の端に落ちているものも、アレルゲンを含んでいる可能性があります。お散歩中は目を離さず、拾い食いをさせないように気をつけてあげてください。

3.ご家族みんなで協力体制を!

誰か一人でもルールを知らないと、うっかり愛犬におやつをあげてしまうかもしれません。ご家族や遊びに来たお友達にも、事情を話して協力をお願いしましょう。

 

痒みがつらい時も安心してください!

「でも、8週間も痒いのを我慢させるのはかわいそう…」と心配になりますよね。大丈夫です!

当院では、痒みが強い場合は、一時的に痒み止めのお薬を一緒に使うことがあります。最新の研究でも、お薬で痒みをコントロールしながら除去食を8週間続け、その後、お薬を止めて症状の再発を見ることで、診断を早められるというデータも出ています。

ただし、自己判断で勝手にお薬やサプリを始めたり止めたりするのは危険です。現在飲ませているお薬やサプリがある場合は、それが試験に影響しないか、ぜひ診察時に詳しくご相談くださいね。


 

3. あなたの頑張りが、愛犬の「一生のハッピー」に!

 

除去食試験は大変ですが、乗り越えた先には愛犬の快適な未来が待っています!真の原因がわかれば、アレルゲンを避ける食事を続けるだけで、つらい痒みから解放されて、もう薬に頼らなくても大丈夫になる可能性が高いんです。

私たちは、この大切な診断を成功させるための知識と経験を持っています。愛犬の長年の皮膚・お腹の悩みを解決するために、ぜひ一緒に頑張りましょう!

「うちの子も食物アレルギーかも…」と思ったら、まずは私たちにご相談くださいね


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