さくら動物病院　大切な家族との健康な毎日を支えたい

さくら動物病院院長のブログ

みなさんこんにちは。

ここのところ気温も湿度も上がり体調の波が激しい方も多いと思いますがいかがお過ごしでしょうか。

FF14の新パッチが控え、私は毎日ワクワクしています。

SNSでネタバレ踏まないように気をつけていきます。

さて、フィラリア予防は皆さんもう既に始められていますか？

多くの皆さんはご存知なのですが、案外知らない飼い主さんも多いようですので今回はわんちゃんと猫ちゃんの年間スケジュールについて当院が推奨するものをお話します。

・狂犬病予防接種

3月2日以降が新年度の予防時期になります。

基本的なシーズンは3-6月です。

狂犬病予防法にて定められている義務ですので、毎年必ず接種してください。

（なお悪質な違反の場合、刑法による罰則が定められています。）

・混合ワクチン

1年に1回接種するものです。

前年度のワクチン接種時期により変化しますので、前回の接種記録をご確認し、その翌年の月に接種してください。

ここ数年打った記憶がない方は早めに病院を受診してください。病院にはカルテがありますので確認することが出来ます。

・フィラリア症（犬糸状虫症）

湘南エリアを含む関東の大部分では4-12月が推奨時期となっています。

中には6-10月と覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは遥か昔の時代の情報となっています。

平均気温がどんどん上がっている今の時代は4-12月がフィラリア症の予防時期です。

また犬において有名なフィラリア症ですが、猫にも感染することがわかっており、10頭に1頭は感染しています。

猫では犬と症状が異なり突然死を引き起こすとても怖い病気です。

必ず予防時期には予防してあげてください。

・ノミとマダニ

ノミやマダニは野生動物に寄生するものであることから、季節性はありません。

したがって通年予防が必要なものになっています。

ノミやマダニは皮膚に痒みを起こすだけでなく、様々な感染症の媒介動物でもあり、特にSFTSという人の致死率6.3～30％のとても恐ろしい病気を媒介することがわかっています。

診断も難しく手遅れになってしまうこともある病気ですので、まず予防をしてあげてください。

・健康診断

春と秋の2シーズンを健康診断の推奨時期としています。

この時期には健康診断キャンペーンとして、血液検査を始め健康診断セットを設けています。

「元気だからまだ大丈夫」ではなく「元気だからこそ早期発見をしてあげる」の意識で健康診断を受診させてあげてください。

早期発見早期治療が出来た子は、統計的にも最期を元気に迎えれる子が多いです。

大事な家族の健康は飼い主さんの行動一つで大きく守ることが出来ます。

最大の医療は予防医療です。

健康診断や予防について知りたい方はいつでもご相談くださいね！

さて、7.0のパッチノートの先行公開が出ていたようですので貼っておきます。

家に帰ったらゆっくり読みます！